地域活性化の拠点となる「重点道の駅」に指定されている「彼杵の荘」のトイレ情報休憩施設です。災害時には情報発信拠点としての役割を担います。エントランスとなる情報休憩室は3方向を全てガラス張りの開放的な外壁とし、屋外からも室内が見えることで安心して利用しやすい明るい空間としました。ストリートピアノが設置され、清潔感のある待合・休憩スペースにもなっています。内部は木造集成材の大断面構造の小屋組み屋根とすることで、開放的で温かみのある無柱の空間としています。また、屋根構造を建物周囲まで伸ばして4点支持とすることで構造的な安定性を確保しつつ、利用者が雨に濡れることなく回遊できる通路と木造大庇を整備しています。臭気対策としては、各トイレブース内のライニングに設けた小型ガラリから取り込み排気することで、空気の流れを情報休憩室→トイレ→外部という一方向とし、情報・エントランスエリアにトイレの臭気を漏らさない換気計画としています。

発注元国土交通省九州地方整備局所在地長崎県東彼杵郡 
用途情報休憩施設(トイレ棟)構造RRC 造 一部木造
延床面積352 ㎡規模地上1階
竣工2022年